2024年
◆ 藤井由香里 展 4月22日~5月4日
◆ ナカジマミノル 展 5月9日~19日
◆ 徳永雅之 展 5月23日~6月2日
◆ GALLERY SELECT 展 ― FOR EARLY SUMMER― 6月6日~6月16日
◆ 石本光男 展 6月20日~30日
◆ pa.co. 展 7月4日~14日
◆ GALLERY SELECT 展 ― FOR SUMMER― 7月18日~7月23日
◆ Römell(ロメル)展 7月27日~8月4日
◆ 8月5日~夏期休暇
◆ 鈴木久美子 展 9月5日~9月15日
◆ 三木コヲジ 展 9月19日~9月29日
◆ 小木曽ウェイツ恭子 展 10月3日~13日
◆ でるもなか 展 10月19日~27日
◆ 宇留賀正輝 展 10月31日~11月10日
◆ オバタクミ × 加納シゲヒロ展 11月14日~11月24日
◆ 山口芳幸 × 南雲理江 展 12月5日~12月15日
◆ GALLERY SELECT 展 ― FOR Xmas― 12月19日~12月25日
「男性も使える器」をコンセプトに作られる陶芸作家・藤井由香里さんのシンプルでスタイリッシュな作品は、逆に世代や性別を超えた多くの方々に愛されています。一般的な陶土(とうど)ではなく「宝石」のように白く美しい磁土(じど)を使用し、鋳込み(イコミ)成形という技法で作品を制作しています。海・空・風・火・木・土・光を独自の感性でとらえ表現した作品は、静かな意志やゆったりとした自然への畏敬の念が感じられます。
いつも「ワクワクする気持ち」を持ち続けて制作をしたいという藤井さんの2年ぶりの個展、今回も芸術性の高い花器などの他に、普段使いの魅力的な器も並びます。どうぞごゆっくりとお楽しみください。
※作家在廊予定日/27(土)、28(日)、29祝(月)、3祝(金)、4(土)。
昨秋、パリにおいて個展を開催された田島氏。生み出される作品は、シュールな平面と立体で観る者を遠く静かな世界へと誘います。その一方で、思わず微笑んでしまいそうな不思議なキャラクターも登場し、多くのファンを魅了しています。絵画作品は油彩、デフォルメされた立体作品は主に石粉粘土などの自然素材、平面作品は油絵具を使って制作されています。
上質で静謐なだけでなく、ユーモアとやわらかな空想に満ちた田島氏の作品をこの機会に心ゆくまでお楽しみください。
※現在開催中。
山廣氏は画家、美術教師として活躍する傍ら、『もともと絵は抽象である』(2019年)、『見ることから考える絵画表現 〜リアリズムの誕生と終焉〜』(2024年)の著者としても知られています。
今回の展覧会では、それら著書の表紙原画を中心にした、柔らかな色遣いの抽象画作品やコラージュ作品等を展示致します。
また、作品の表情は、使う画材によって大きく変わる―、という点を踏まえ、山廣氏自身の素材と表現を探った過程が辿れるようにもなっています。
どうぞこの機会に山廣氏の心地よい抽象世界をごゆっくりとお楽しみください。
オーストラリア生まれのポール・シャトネー氏は、オリジナリティー溢れるアクリル画、モザイク画などを制作しています。国際コンペテションで大賞を獲るなど活躍した後、オーストラリアからイギリスへ渡り個展やグループ展を重ねました。また、2019年のSouthwark Cathedral教会での個展の際には、故エリザベス女王が展示されていたイコン(聖像画)をご覧くださっています。
現在は日本在住のシャトネー氏。作品の中には思わず顔がゆるんでしまいそうなユーモラスなイコン作品等もあり、新鮮な異国情緒が楽しめる展覧会となっています。また、今回は新作のコラージュ作品やイラストなども展示されます。
どうぞお見逃しのないようお越しください。
雑誌「BRUTUS(ブルータス)」でイラストレーターとしてデビューして以降、絵本、雑誌、書籍、ウェブ、映像、NHK教育テレビなど、幅広い媒体でイラスト制作に携わっている北沢夕芸さんは、可愛らしさとシュールさとが入り混じったオリジナリティ溢れる作風で知られています。
今回は、逆さま言葉が楽しい毎日小学生新聞日曜版連載「こどもしんぶん:サトイモオモイトサ」を中心に、雑誌の表紙や本の挿画から演劇ポスターなど様々な媒体で使われたイラストレーションワークとその原画を展示致します。またバルサを素材とした大人気のオブジェ人形も並びます。どうぞワクワクした時間をお過ごしください。
※作家在廊日/2月17日(土)、18日(日)、23日(金・祝)、24日(土)、25日(日)
14時~18時(25日最終日は16時迄)
ギャラリーがコレクションしている作品を中心に絵画やオブジェを展いたします。今回はオブジェ作家の藤田利一さんの魅力的なワイヤーや流木のアート作品、世界的に活躍されている画家のmotoko oyamada(小山田元子)さんの春らしく心地よい絵画作品、たくさんのファンを持つ内林武史さんの話題のオブジェ作品、広島在住の開原通人さんの圧倒的存在感の忘れがたい抽象作品等が中心に並びます。
また、ささやかながら日頃の感謝を込めたsaleも開催いたします。
是非お見逃しのないようお越しください。
墨と和紙との掛けあわせによる表現を探求しているアーティスト北山満智子さんの、新年にふさわしい展覧会です。墨から生まれた紋様に色和紙をコラージュさせる表現はダイナミックで大変美しく、またシンプルな墨作品の余白の取り方の素敵さも見逃せません。
今回は加えて春を予感させるパートドヴェール技法のガラス作品、ジャポニズム感いっぱいのポップな布ぞうり等も並びました。どうぞ心ゆくまでご高覧ください。
新年にふさわしい作家さんたちによる、ワクワク感いっぱいの作品が揃いました。
オブジェ作家としても知られているpa.co(木彫)さんは、絵画作品と小さめの木彫オブジェ、そして大人気のブローチを展示いたします。童画の分野でも賞を受賞されている画家のRömell(ロメル)さんは、絵画作品に加えミニ額作品を、銅版画家として活躍している佐藤阿朱香さんもまたファンタジー溢れる銅版画作品に加え魅力いっぱいのミニ額作品を展示致します。また、画家・イラストレーターとして活躍している注目のナカジマミノルさんのスタイリッシュな作品も見逃せません。
どうぞ心ゆくまでご高覧ください。
カダケスの国際ミニプリント展でグランプリを受賞される等、国内外でめざましい活躍をされている銅版画家のそめやまゆみさんの個展です。
「出来れば、一編の詩のようでありたい」と願うそめやさんの言葉どおり、多色刷りで描かれるそめやさんの銅版画作品は大変詩的で高い評価を得ているだけでなく、多くのファンがいることでも知られています。
また、線というよりは面での表現が印象的で、作品によってはまるで上質な毛糸のような温もりとなつかしさが静かに伝わってきます。
音にたとえるなら「ドミソ」の和音。その調べの持つ安らぎにも似たそめやさんの作品を、是非この機会に多くの方々にご鑑賞いただければ幸いです。
最近コマーシャル等でも作品が注目されている美術作家の内林武史さん、ノスタルジーと異国情緒漂う作風の画家の小木曽ウェイツ恭子さん、ファンタジー溢れる銅版画で知られる山宮律子さんを始め、藤田利一さんのオブジェ、熊坂順子さんの版画作品、また、オバタクミさんのカレンダー、鈴木久美子さん、田島弘行さん、牧野光代さん、宙子さんのXmasに向けた1点ものの小作品やアクセサリーが並びます。ギャラリーがセレクトした人気作家さんたちのワクワク感たっぷりの作品で、どうぞ楽しいXmasをお迎えください。
現在、イギリス在住のオニール順子さんは、ロンドンを中心にアーティスト活動を行っています。
今回は「Homewards」(帰国の途につく、家路へ向かう)とのタイトルどおり、在住先のイギリスから帰国しての個展となります。
異国の地で日本の岩絵の具を用いて表現する抽象世界は、「間」の具象化であり、「空間が持つはかなさ」を表現しています。
また、落ち着いた色調と、見るほどに深みを感じさせる繊細な風合いは、和のテイストとイギリスの風土がもたらす湿気とが静かに溶け合っているようで見応えがあります。
どうぞこの機会に、オニール順子さんの表現世界を心ゆくまでご堪能ください。
陶芸家・画家として活躍されている永吉さんの個展です。今回は「青い水音 銀の風歌」というテーマで、陶立体と絵画・版画(モノタイプ)の平面の作品を展示致します。
永吉さんの立体作品は寓話と物語性に満ち、また、透明感のある絵や版画も多くのファンを魅了しています。
以下、作家からのメッセージとなります。
「物作りは言葉に上手くできないことを形や色に置き換える作業です。時間は絶えず流れてしまうもの。作品たちが観る方の心に働きかけ、空想の旅へ誘い、大切なものと出会う装置となりますように」
どうぞXmasに向けて、永吉さんの作品を心ゆくまでご高覧ください。
アメリカ在住のマッケイブみどりさんの作品展です。
みずみずしい洗練された色調、どこか東洋的な筆遣いの作品は、「ひらがな」を得意とする書道家の母親や子供時代からレッスンを受けた現代美術家、長年親しんできたピアノとイタリア歌曲等の影響に満ちています。また、何より異国に住み現地の風土や文化に包まれ、ユニークな発想の芸術家たちと交流することで生み出されてきました。
Google本社での2年間の個展、ニューヨークギャラリーでの個展をはじめ、世界各地でのアート活動をしているマッケイブさんの作品展、どうぞ心ゆくまでご高覧ください。
河島明美さんが不透明水彩(ガッシュ)で描き出す猫の世界は、ユーモアと慎みと詩情にあふれており、猫好きも、そうでない方も静かな感動を覚えます。
すでに高い評価を得ている河島さんの画集『Cats&』には、震災の浜で送り火を焚く猫たちや、酔いつぶれてマスターに帰りを促される猫、果てはヨン様猫、踊り子猫などが登場し、1作(1頁)ごとに完結した物語性に満ちています。
今回は「ものがたりのゆくえ」というテーマで、新作を中心にさらに進化した猫たちの世界が展開されます。
是非この機会に質の高い河島さんの作品を、世代を超えた沢山の方々にご堪能いただきたいと存じます。
今展覧会は、彫刻・絵画等の各方面で活躍中の東京造形大学出身の5人の作家による展覧会となります。
中心となる三木俊治氏は、行列した人々をモチーフにした作品で知られる彫刻家で、立川市の伊勢丹横にある大きな群像のオブジェをはじめ、世界各地で作品が所蔵されています。
中込靖成氏は日本のみならず、ナポリ、ロスアンジェルスにも拠点を持ち活躍されている画家で、制作の中核をなす「Landscapes(風景)」シリーズは、広く海外でも支持されています。
上田靖之氏のミクストメディアの作品は、宗教性と幻想性を秘め、緻密でありながら壮大な世界観で描かれています。聖と俗が静かに入り混じり、長い年月をかけて増殖させていく作品は必見です。
山廣茂夫は、『もともと絵は抽象である』の著書でも知られている画家で、コラージュなどの手法も用いながらスタイリッシュな作品を手掛けています。
山口芳幸氏の、和紙などを用いて独自の技法で描き出す作品は、異国の森に迷い込んだような安らぎと静けさ、幻想性に満ち、多くのファンを得ています。
どうぞお見逃しなきようご高覧ください。
画家でありステンドグラス作家の牧野光代さんは、透明感あふれる確かな筆致の画風、ステンドグラスにおいては美しいフォルムと鮮やかな色遣いとで知られています。
今回の展覧会では、今夏訪れたイタリアのアマルフィ海岸、高知県北川村の「モネの庭」での現地スケッチをもとに、空・海・風・花をモチーフとして制作した絵画作品(水彩画・アクリル画)と、ステンドグラス作品が並びます。
是非この機会に、牧野さんの魅力あふれる作品の数々をご鑑賞ください。
※作家在廊日/全日、昼頃より在廊いたします。
オバタクミさんの作品は、異国情緒とノスタルジーに溢れ、スペインで開かれるカダケス国際ミニ版画展では2016年にグランプリを受賞しました。また、依頼を受け、ハンガリーの小説家Beregi Tamás氏の『EGYSZER EGY KUTYA』の表紙や挿絵の担当をする等、幅広く活躍されています。
今回は、銅版画家として国内外で活躍しているオバタさんの、ミクストメディアで描かれた「絵画」を中心とした展覧会となります。絵画であっても、静寂の中に研ぎ澄まされた世界が屹立するような表現は健在で、観る者に深い印象を残します。
また、多くのファンがいる従来の銅版画作品も同時に展示致します。是非、ご覧ください。
※オバタクミさんと人気ファッションブランド「SUPER HAKKA」のコラボ商品が展開中です。
併せてご覧ください。
https://hakka-online.jp/s/230904SUH_OBT/
昨年、ニューヨークで個展を開催した抽象画家の鈴木久美子さん。ミクストメディアで描かれる作品は、「生きることは表現すること、表現することは生きる力となる」のモットーそのままに、鮮やかな色調でみずみずしい生命力に溢れています。
表層にレジンを使用したスタイリッシュでオリジナリティ溢れる作品や、にごりのないヴィヴィットカラーの作品も多く、感性のあたたかさと豊かさとがダイレクトに伝わってきます。
観る側にも沢山の元気をもたらしてくれる鈴木さんの作品を、この機会にどうぞ心ゆくまでご堪能ください。
※作家在廊予定日/9月10日(日)のみ不在となります。それ以外は全日 午後1時頃より在廊の予定です。
あたたかみのある色彩。シンプルな形と線―。
木版画を中心に表現される室田さんの作品は、カラフルでどこかヨーロピアンな雰囲気が漂います。
また、空間の造形デザインに従事する室田さんならではの「カタチ・セン・イロ」が、気負いなく自在に、どの作品にも楽し気に息づいています。
どうぞこの機会に、室田秀男さんの世界をごゆっくりご高覧ください。
パート・ド・ヴェールという世界最古のガラス工芸技法で作品を制作しているガラス作家の大中原由紀さん、透明感のある絵と銅版画で知られるイケダユキコさん、アルミ箔の上に色を載せて絵を描き出す華道家でもある露華あつこさん等を中心に、人気作家さんの夏らしく涼やかな作品が大・小並びます
また、「作家のブローチ展」も同時開催予定で、こちらには様々な作家さんが手掛けた木工・レジン・プラ板などを素材とした、ユニークでアートな1点もののブローチが展示されます。
是非この機会にワクワクとした空間をお楽しみください。
「作家のブローチ展」
出品作家(アイウエオ順)
◆鈴木久美子(画家)
◆田島弘行(画家&立体作家)
◆pa.co.(画家&木工作家)
◆三木コヲジ(画家.コラージュ作家)
◆宙子/michiko(書家)
◆丸山知子(画家)
◆山宮律子(銅版画家)
抽象表現から生まれくる豊かな自然観が魅力の舘さんの作品は、シルクスクリーン、リトグラフ、コラージュなどの技法を駆使したミクストメディアの表現で、国内の版画公募展はもとより、スペイン・カダケスの国際ミニプリント展でグランプリ(入賞)を受賞するなど海外でも幅広く活躍されています。
今回の個展では、和服の染めのデザインに従事していたキャリアを感じさせる、日本古来の繊細で美しい色彩の作品が並び、モダンな中にも存分に「自然」の尊さを感じさせてくれます。
是非この機会に、伝統とアートの融合から生まれる、版画表現の粋(すい)をご堪能ください。
外国のアンティーク店に転がっていそうな、ノスタルジーに満ちたPa.co.さんの作品は、人物の他に不思議な動物や建物・乗り物でいっぱいです。木彫に、クラフト染料と油性ペンキ、ハンダゴテ等を施すことで生み出される古びた朴訥な味わいは、多くの人を惹きつけてやみません。
今回はオブジェの他に平面絵画や大人気の木工ブローチも並びます。
ワクワク感、満載です。どうぞ、お見逃しなく!
東京を拠点に活躍している若手作家の辻美保子さんは、平面と立体の作品を平行しながら制作しています。独特の温かみと郷愁を感じさせる絵画は、アルキド絵具と油彩、パステル等で描かれ、明かりの灯る家やカフェにいる人々、そして百葉箱といった生活の中で見られる些細な光景がモチーフとなっています
また、日常の一瞬をポリエステル樹脂に封じ込めたオブジェ作品は、どこかシュールでなつかしい不思議な世界観に満ちて魅力いっぱいです。
いまや日本にとどまらず、アジアからも注目されている辻さんの作品を、この機会にぜひ心ゆくまでご堪能ください。
昨年、ニューヨークで個展を開催した寺床さんの作品は、大胆なのにあたたかで、濃厚なのに軽やかな印象を与える洒脱な作風です。
てらいのない構図とカラフルさは、ファッショナブルでリズミカルでもあり、体の底から元気を貰えます。
頭ではなく、女性ならではの豊かな感性が描き出す、色彩豊かな面と曲線。そこから生まれくる心地よい浮遊感と なつかしい″ゆらぎ” を、この機会にゆっくりとご堪能ください。
日本人離れしたカラフルでおおらかな作風で知られる銅版画家・山宮さんは、銀座和光の月刊情報誌の表紙やNHKラジオ講座テキストの表紙画などでも知られ、またスペイン・カダケスの国際ミニプリント展でグランプリを受賞するなど幅広く活躍されています。今回の個展では日常をモチーフにした銅版画作品、和光の月刊情報誌を飾った表紙の原画の他、異国情緒たっぷりのオブジェ等も展示致します。
どうぞお見逃しなく。
東京で長くイラストレーターをされていた藤田さんは、現在、新潟県燕市に在住しながらアート活動を続けています。独特のワイヤー作品はダイナミックなものから異国情緒を醸し出すものまで幅広く、沢山のファンがをお持ちです。
また、崖の上にある古びた街並みを思わせる流木アートは、現在海外でも人気を博し注目を集めています。
今回は、そうした作品に加えて、個展ならではのワクワクしたものも多数並びますので、どうぞ心ゆくまでご覧ください。
今回のセレクト展では、抽象画家として世界中にファンを持つMOTOKO OYAMADAさんのひと目でファンにならずにはいられないキュートな作品が大・小並びます。また静謐な絵画と立体作品とで知られる田島弘行さん、独自の技法で紙と色の世界を描き出す山口芳幸さん、永吉香里さんの魅力的な陶板画、三木コヲジヨウさんの存在感に満ちた作品、初夏に向けたガラス作品、コトブキコウさんの石を使ったアクセサリー、画家の丸山知子さんのスタイリッシュなブローチ等、人気作家さんの作品を多数展示予定です。
他、ギャラリーのコレクション作品もいくつか並びますのでどうぞごゆっくりご高覧ください。
絵描き/アーティストのMARIYA SUZUKIさんは、大胆かつ繊細な線と独特の色づかいで、日常生活をスケッチブックの中に描き続けています。
また、挿絵、壁画、絵本などの作品も国内外で手掛けており、そのセンスと力量は各方面から高く評価されています。
アート界においてもデジタル化が進む現代にあって、下書きなしでスケッチの現場で確かな線や色を描き出すおしゃれで心地よいMARIYA SUZUKIさんの作品をぜひご覧ください。
※尚、4月15日(土)、16日(日)は、ギャラリーの全面窓に絵を描くLIVE DRAWINGが行われました。似顔絵も大変人気です。
あたたかでコクのある色彩の絵画や、古びた紙や写真などを使った異国情緒に溢れたコラージュで知られる三木さんの作品は、ほどよく洗練されシンプルな明るさに満ちています。他、モノトーンを中心とした人気の蜜蝋画の小品も展示いたします。
この機会に、遠い記憶を掻き立てられるような作品が並ぶ、静かでマジカルな空間をご堪能ください。
上田靖之氏の作品は、気が遠くなりそうなほどの緻密さで描かれ、また、宗教性と幻想性が螺鈿(らでん)のように増殖し次元の異なる世界を創りだしています。同時に上質な色彩の中で蠢(うごめ)くようなモチーフの数々は、華と毒とを持ち合わせ深い精神性を感じさせます。
今回は長い年数を費やして描かれたミクストメディアの作品の他に、版画、蜜蝋画等の作品も並びます。是非この機会にじっくりとご高覧ください。
はるか彼方の森の中を彷徨う気持ちにさせられる山口さんの作品は、和紙などを用いた独自の技法で描かれており、静寂と安らぎと幻想性に満ちています。
また、アクセサリーデザイナーの南雲理枝さんは、純銀粘土(シルバークレイ)等の軽やかで遊び心がいっぱいの作品で知られ、著書も大変人気です。
どうぞこの機会に二人のコラボレーションが作りだす、やわらかで透明な世界をお楽しみください。
身の回りの音楽、雨雪などの気象、風の香りからのインスピレーションから生まれてくるという田島氏の作品は、シュールな平面と立体とで観る者を遠く静かな世界へと誘います。
デフォルメされた木彫や塑像の立体作品は、主に木や石粉粘土などの自然素材、日常を忘れさせてくれる平面作品は油絵を使って制作されています。
上質で静謐なだけでなく、ユーモアとやわらかな空想に満ちた田島氏の作品を、ぜひこの機会にごゆっくりとご高覧ください。
元報道カメラマンで現在は美術協会「純展」の会員として活躍されている渡部和夫氏の展覧会です。
意志のある構図や細密な色使いの絵画作品は、独自の哲学的な世界を生み出しています。また、今の社会情勢を鑑みた状況を作品にも落とし込むなど、ジャーナリストとしての視点が随所に感じられます。
カメラマン時代に諸外国で撮影したモノクローム写真は、余白と深味が印象的で乾いた異国情緒に満ちています。
尚、今回の作家売り上げのすべては、ウクライナ人道支援金として寄付されます。
また、同時開催としてギャラリー内のショップコーナーには、現地で活躍中のアーティストたちの「幸せを呼ぶポルトガル陶人形」が並びます。