「これまで、一緒に暮らした猫は51匹!」という、画家・イラストレータとして活躍中の樹乃かにさん。無類の動物好きで、ちょっとシニカルでユーモラスな作風で知られています。モチーフは動物や猫たちの姿。技法は、デジタルドローイングやペン画、アクリルなど。ワクワク感いっぱいの展覧会でした。
透明感あふれる確かな筆致の画風、ステンドグラスにおいては美しいフォルムと鮮やかな色遣いとで知られている牧野光代さん。近年訪れた冬のパリ、ルマン旧市街地、高知県北川村モネの庭、アマルフィ大聖堂などを描いた作品が並び、「そこにある光」とタイトルにあるように、光を意識した心地よい作品をお楽しみ頂きました。
また、一点物のオブジェやアクセサリー等、人気のステンドグラス作品も並びました。
画家Motoko Oyamada (小山田元子)さんが開いていたワークショップの参加メンバー13名によるグループ展。世界的に活躍されていた小山田さんを慕って、参加者の中にはもともと絵を描かれているアーティストさんも多く、アクリルやパステル、クレパス、色鉛筆など画材もさまざま。軽やかで心地のよい抽象画を中心に、見応えのある作品が揃いました。
また、小山田元子さん本人の、作夏ニューヨークでも展示した才気溢れる作品等も展示いたしました。
※小山田さんは残念ながら昨年末に亡くなられていますが、そのエッセンスとスピリットを存分に受け継ぎ、メンバーの皆さんは絵画制作を続けていらっしゃいます。
◇参加メンバー
唯島久美 Hiromi Iso Yukako Ito Keiko Inuzuka Tamaki Uchiyama Junko Keiko Takano くらむぼん Sawako CHIE Lisa Hirayama Kazue Fukushima Megumi Okayama
Motoko Oyamada(特別出品)
2023年に第49回現代童画会賞にて 一般部門最高賞「現代童画会賞」を受賞する等、活躍中のさいとうまさあき氏の個展。アクリルで描かれた さいとう氏の作品には、いとおしい表情や姿をした動物たちが登場します。
サブタイトルは、 ―ムスヒは時々動物に姿をかえてあらわれる-。
人の心をやわらかにするその作品たちは、いずれも「ムスヒ」という「古事記」にも登場する万物を生み出す神秘的な観念を意識しての創作となっており、たくさんの方々の心をつかみました。
山廣氏は画家、美術教師として活躍する傍ら、『もともと絵は抽象である』(2019年)、『見ることから考える絵画表現 〜リアリズムの誕生と終焉〜』(2024年)の著者としても知られています。
今回の展覧会では、水彩とカラーインクを使った柔らかな色遣いの抽象画作品等を展示致しました。
ポール・シャトネー氏はオーストラリア生まれ。国際コンペテションで大賞を獲るなど活躍後、渡英。大英博物館に勤務しながら、オリジナリティー溢れるアクリル画、モザイク画などを制作し、個展やグループ展を重ねました。
3思わず顔がゆるんでしまいそうなユーモラスなイラスト画も人気でした。
軽やかで、やわらかな作風で知られる熊坂順子さん。花や樹といった植物をとおして、自然の巡りや心象的なイメージを、独自のフィルターを通して時には空想的に仕上げています。
エッチング、アクアチント、エングレビングといった技法を使い、また雁皮(がんぴ)刷りの中にアクリルで着彩する等、技法も様々。シンプルな中に、温かみと滋味深さを感じさせる展覧会となりました。
画家、華道家として評価の高い露華あつこさん、オブジェ作家としても知られているpa.co(木彫、絵画)さん、銅版画家として活躍している佐藤阿朱香さん等、人気作家さんの作品展。
◇露華さんは華道家としても活躍される中、絵画においても流麗で品格のある作風で各賞を受賞し、またニューヨークの展示にも参加するなどご活躍です。
◇pa.coさんはオブジェ.ブローチに加え、最近は即興の似顔絵も大人気で、今回も似顔絵の時間を設けました。
◇佐藤さんは、版画作品を切り抜くと立体作品に生まれ変わり、また最近はそれが稼働するものもある等、独自のユニークなアートを展開し、幅広い年代の方々から支持を得ています。
お正月にふさわしい、寿ぎ(ことほぎ)に溢れた展覧会でした。
見応えのある展覧会でした。最近では哲学的なお酒のコマーシャル等でも作品が注目されている美術作家の内林武史さん、ワイヤーと流木などの木工オブジェが人気の藤田利一さん、ポップな銅版画が魅力のアンドーヒロミさんと唐津のり子さん、深い色彩の蜜蝋画が印象的な市野裕子さん、素敵なアクセサリー&絵画のErika Satoさん等6名の作品と、陶芸家の永吉香里さんのプチオブジェ作品が並び、クリスマスの季節にぴったりのコラボレーションをお楽しみ頂きました。
版画家 アンドー ヒロミ
画家 市野 裕子
美術家 内林 武史
版画家 唐津 のり子
造形作家 藤田 利一
画家/ジュエリー作家 Erika Satou
(limb accessory)
※ 陶芸家&画家 永吉香里
静寂に包まれたはるか遠くの森を彷彿させる山口さんの作品は、紙に着彩し コラージュする独自の技法で描かれています。大変人気の高い代表的な作品の多くは、青みがかった色調をベースに、紙の軋(きしみ)やヨレ・たわみを生かした気負いのない「丸」「三角」などのシルエットで表現されています。そうしたシンプルな形は、逆に想像をかきたて、安らぎと幻想性を生み出しています。今回の展覧会では、より具体化したシルエットの作品等も展示されました。